Understand の活用法

例文・トピックス

私の仕事は外資系ですが、社内には外国人だけでなく、
日本人の同僚もいます。
そんな日本人の仲間が使った英語を聞いて「惜しい!」と思う場面がありました。

こちらがその一例です。

“Hi Mio, Thank you for the support. I understood.”
「Mioさん、サポートありがとうございます。理解しました。」

この understood という表現、もちろん、意味はわかります。

本人は「理解しました」もしくは「了解しました」というニュアンスで、
メッセージを送ったのだと思いますし、
日本人の感覚だと自然な言葉です。
日本語訳すると違和感亜ありません。

「理解しました」「わかりました」「承知しました」という
「○○しました」という言葉は、過去形のイメージがあるからです。

でも、よく意味を考えてみると
「今、理解した状態になりました」
「以前は分かっていなかったけれど、今は分かっています」という
完了や了承を表している表現で、過去の話ではありません。

「今分かりました」という状態を伝えるなら、理解している状態を表す、

“I understand.”

「分かっています/理解しています」

を使います。

でもこの表現、
日本人の感覚だと、気持ち悪いですよね。
英語の I understand は現在形でもあり、完了の「わかりました」にもなるわけです。

だからといって、同僚のように “I understood.” にしてしまうと
「その時点では分かっていました」になってしまいます。


これは、

「その時は分かってたんだ!」
「わかった!って言ってんだろ!」

といった捉えられ方になる可能性もあり、避けたいところです。

もしくは「〜については、わかった」という文脈になるケースが考えられます。

こうなると相手は「え? 何についてわかったの?」という疑問が頭に浮かび、
続きの言葉を待つ流れになってしまいます。

では、どう表現するのが良いのでしょうか?

このような場面で便利に使える正解が、実は “Understood.” だったりします。
今回「惜しい!」と思った原因は “I” がついてしまった点にあったんですね。

“Understood.”
「了解しました」
という返事は、自然な形で使えるフレーズです。

 “Understood.” だけであれば
「了解済み」「承知しました」という状態が伝わる、
ただの返事になります。

これが “I understood.” になると主語が私になり
「私が理解しました!」という、仰々しいイメージになってしまうんです。

“Noted.” 「承知しました/メモしておきます」
“Confirmed.” 「確認済みです」
“Agreed.” 「同意です/それでいきましょう」

などの表現も、同じように活用できます。

私が働いている職場は、Slack文化、スピード文化がかなり強い業界です。

そのため、“Got it.” “Noted.” “Understood.” のような
「ロジャ!」程度の軍隊っぽい短い言葉が多く飛び交っています。

スピード感が求められる場面では、Iを省いた重たくならない表現で
「短く、すぐ返す」という行動が大切だと感じています。

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