『グローバルコミュニケーションでキャリアアップする方法』
「仕事をこなす」と「タスクをこなす」には大きな違いがあります。この違いを理解することは、キャリアアップを目指すためには重要です。従来の仕事への姿勢だけでは昇進には至らず、生産性の向上や新たな成果責任を果たすことが求められます。仕事ができることは当然として、どうやってそれを伝えていくか、コミュニケーションがポイントになるのです。周囲や上司の意図を理解し、自分の価値を高く示して、組織全体での意義を理解した上で、プレゼンすることが不可欠です。
会社の中で個性を活かし、自分だけの価値を磨き、自分らしい方法を見出す、と言われると難しく聞こえるかもしれません。ですが、これを可能とするための簡単な手段というものがあります。この本は、そのような実務的な手段を、要点を絞って、具体的にまとめました。これらの手段はすべて、あなたの仕事を確実にキャリアアップにつなげるためのツールになります。
言葉が通じない多言語コミュニケーションでの工夫から生み出されてきたこれらの手法は、外資系だけでなく、一筋縄ではいかない現代の会社生活にもきっとお役に立つことでしょう。今までのあなたのルールを打ち破り、新たな世界を切り開くために活用いただければ幸いです。
『英語不要で海外コミュニケーションを自在にこなす―導入編―』
海外の問い合わせや外国人との折衝の場面において、
「丁寧に説明しているのに、どうして伝わらないんだろう？」
「こちらの事情を、どうして分かってくれないんだろう？」
などと悩まれたことはありませんか？
これらのトラブルは、英語力が問題なのかというと、そうではありません。
単純に、海外の方との取引のコツを知っているかどうかです。
本書では、まず、海外とのコミュニケーションに起きがちなすれ違いや誤解を
「実例」→「解説」→「背景」の順で具体的に解説し、現状をお伝えします。
そして、「対策」として、筆者が、数多くのコミュニケーションコーチングの実例から
見出したオリジナルノウハウを、テンプレートにして提供、解説、利用方法の説明を実例を含めて書き記しています。
