以前、褒め言葉の例や褒める大切さについて、書いたことがあります。
周囲を褒めるのはメリットの多い行為ですが、
ついGreat! Awesome! Super!といった、使いやすい言葉に頼りがち、という悩みもつきものです。
褒め言葉はあればあるほど、武器になります。
ぜひ、たくさんの褒め言葉を、使いこなしてみてください。
使える褒め言葉が増えると、褒める機会が増えますし、
どんどん褒めていこうというポジティブな気持ちが芽生えます。
一石二鳥の未来を目指すためにも、
自分流の褒め言葉を探してみましょう。
使える褒め言葉を増やす方法は、大きく3つあります。
できることから取り入れて、どんどん使ってみましょう。
1.他の人が使っていない特徴的な言葉を使う
これは、私の上司が以前言っていた言葉です。
Use big words that stays in their mind
(褒め言葉には)心に残る大きな言葉を使う
「その方が印象に残るし、相手が嬉しいと思うし、頭がよく見える(!)」
とのことでした。
最後のコメントの真偽は別にしても、
たしかに、強い意味を持つ言葉は印象に残ります。
その上司は部下へ、ExcellentやGreatといった言葉は使わず、
- Superb!
- Herculean!
- Extraordinary!
- Phenomenal!
- Brilliant!
- Splendid!
というワードを選んでいました。
もっと強く、相手へ響くワードを探している方は、使ってみても良いかもしれません。
2.印象的な言い回しを使う
言葉が持つ印象を生かして、相手を褒める方法もあります。
上手に言葉を選べば、強い言葉よりも相手へ刺さる可能性があります。
私が耳にした、印象的な褒め言葉の一例をみてみましょう。
- You are the shining star!
- You moved the mountains!
- You’re like a machine. You never stop!
- You rock!
- You are an angel!
どのようなフレーズだと喜ぶのか、相手に合わせて考えてみてください。
3.その他の素敵なアプローチ
独自の方法で、オリジナルの褒めるアプローチをしている人もいます。
何度も使える言葉ではありませんが、機会があれば、ぜひ取り入れてみてください。
最後に、私が記憶している中で、とても素敵だなぁと思った言葉を紹介します。
● This is super, gorgeous, wonderful, delicious, charming, absolutely stunning…I don’t know what to say!
これはとても、ゴージャスで、素晴らしく、美味しくて、魅力的で、本当に素晴らしいです…何と言えば良いのかわかりません!
途中でDelicious(美味しい)という流れから逸脱した言葉が入っているため、
余計に面白さが際立ちます。
強く肯定的な気持ちを、思いつく限りの言葉では伝えられない、
そんな事実が相手に届く一例です。
● This is such a super job! Looks like I owe you an ice cream cone.
これはとても素晴らしい仕事です!あなたにアイスクリームを買う義務があるようだ。
この言葉は、日本語でも英語でもよく聞きますし、普通に使いますよね。
フレーズを変えて、さまざまな場面で使えます。
上司、部下ともに、相手の面倒ごとを解決したタイミングなどで使用すれば、
一連のできごとをきっかけに、良い関係を構築できます。
次の約束につながったり、今後の関係性が良好になったりする一言。
仕事の貸し借りが、今後の付き合いのプラスになる、というのは東西共通です。
良い人間関係を構築したいなら、相手の仕事を称え、
それに報いるメッセージを選びましょう。