皆さんはCTAボタンをご存じでしょうか?
Webサイトを見ていると、見込み客向けに
「問い合わせはこちら」などと書かれたクリックボタンやリンクが出てきます。
この部分がCTAボタンで、入れる文言や色、形の選び方などで、
売上が大きく変わるそうです。
世の中には、資料請求や購入促進、サイト登録、問い合わせ、申し込みなど、
Web上にはさまざまなCTAボタンが溢れています。
CTAは、Call To Actionの略で、
マーケティング業界ではよく知られた言葉なのですが、
最初に聞いたときは「こう表すんだ」と少し驚きました。
なぜなら “call to action”を 直訳すると「行動への呼びかけ」という意味になります、
Items for Action やAction Itemではなくて「Call to」を用いるのは、
ちょっと違和感がありませんか?
“call”は一般的に「電話をする」や「大声で呼ぶ」という意味で使われます。
ですがcall to actionの場合はのcallは、古い英語の使われ方です。
「(人に)呼びかける」「訴える」「促す」という意味を持ち、
これが注意喚起の表現につながっています。
• call(呼びかけ)
• to action(行動に向けて)
この二つの言葉を合わせて、「行動を促す呼びかけ」になるんですね。
“call to action” と聞くと「行動せよ」と一方的に言われているように、感じるかもしれません。
ですが実際は、
読者や聴衆に「しなさい」と強引に言っているのではなく、
日本語で言う「さぁ、○○しよう!」「さぁ、実行しよう!」というメッセージや合図」に近い、
明るいお誘いだったりします。
英語圏では、聴衆に参画させるスピーチが良しとされます。
このような文化があるからこそ、CTAという言葉が生まれたんだろうなと感じました。
会議の提案資料や会議の結果に触れるとき
「どうして欲しいのか」を示すNEXT STEPという言葉がありますが、
これに近いフレーズですね。
NEXT STEPよりも、さらに行動喚起を促したいときは、CTAを活用すると便利です。
そんな、普段から何気なく目にしているWebサイトのCTAですが、
そこにはデザイナーさんやマーケターさんのさまざまなこだわりが垣間見えます。
背景全体に商品やサービス画像を配置して、購買意欲を誘うサイト、
まずは押してみようと思わせる絶妙な場所にCTAボタンがあるサイトなど、
思わずクリックしたくなる仕組みがいっぱいです。
またボタンに書かれる文言も、日本と海外では大きな差があります。
日本では「まずは無料体験してみる」「担当者に話を聞いてみる」といった
控えめな文章が多いのですが、
欧米では「Buy Now (今すぐ購入)」「Get Started (スタートする)」のような、
ダイレクトなメッセージが主流です。
話を聞いてからじっくり検討したい日本人と、すぐに情報が欲しい、
結果につなげたい海外の人との違いは、このようなボタンの文言にも表れています。
海外サイトを閲覧する際は、
CTAにどのような言葉が使われているのか、チェックしてみると面白そうです。