ビジネスをしていると「実行か中止」「賛成か反対」
その二択しかないケースがほとんどです。
なんとなく適当にやる、やってみても良いかもしれない、
そんな曖昧な仕事は本来なく、結論がかならず求められます。
何かを決定するときに、自分が責任者だった場合は、
よりはっきりとした意見が必要です。
ですが中には、少し離れた立場から、
「どっちを選んだら、良いと思う?」そう意見を求められる場合があります。
このようなケースは、「賛成!」「反対!」を断言してしまうと、
角が立つ恐れがあります。
返事をする側も、断言した結果、上手くいかなかった場合を考えると、
明言を避けたいところです。
海外相手の場合、日本人独特の玉虫色の回答は通じない、
という点も覚えておく必要があります。
態度を明らかにしないのは、
ビジネス的にImmature(未熟)だとみなされるため、上手な言葉選びが必要です。
私も、英語圏で仕事をしていて、第三者目線での意見を聞かれる場合があります。
このケースでよく使うのが、
- I am inclined to agreeing
または
- I’m leaning towards agreeing.
といった表現です。
日本語で言うと、「どちらかといえば賛成」というニュアンスです。
態度を明らかにしないで、Immature(未熟)だと思われるのは嫌だけど、
断言するのは避けたい……。そんな立場に置かれたときに便利ですので、
ぜひ使ってみてください。