様子を見てみましょう

例文・トピックス

【let’s see what falls out of this~色々な見てみよう~】

英語にはさまざまなフレーズがあります。

その中でも、理解が難しいなあと感じるのが、
簡単な英語でできている文章です。

その一例が、このフレーズです。

 let’s see what falls out of this

直訳すると、「これから何が落ちてくるか見てみよう」という言葉。

少し頭をひねれば、「ここから何が出てくるか見てみましょう」と言う意味だと想像できますが、
一瞬考えてしまいます。

自分がこのフレーズを伝えるなら、

Let’s see how it goes.

「どうなるか見てみよう」

または

let’s see how it turns out.

「どういう結果が出るか見てみよう」

などを使うと思います。この表現なら、もっとすんなり理解できるはずです。

とはいえ、Let’s see what falls out of this.には、
この言葉なりの良さがあります。

この言い回しを選んだことで、
「やることはやったし、あとは何がどう転がるのか、見てみよう」
そんな、賽は投げられた感が生まれます。

「見てみよう」には他にも、別の言い回しがいろいろありますので、参考にしてみてください。

これから紹介する5つのフレーズは、それぞれに微妙なニュアンスの違いがあります。英語の面白さを感じる、きっかけになれば幸いです。

(1)Let’s wait and see the outcome

このフレーズには「予測」のニュアンスが含まれます。

「結果を待って見てみよう」という表現は、とても意図的で、「最終結果を得るために、忍耐強く待つ」という点に、焦点が当てられています。

(2)Let’s see how it turns out

このフレーズには、「結果の観察」のニュアンスが含まれます。

「どうなるか見てみよう」という表現の裏に、結果を見守ることに関心があり、結果までの過程にもある程度興味を示している、という気持ちが伝わります。

(3)Let’s see where this leads

このフレーズには、「進行の関心」のニュアンスが含まれます。

「これがどこに向かうか見てみよう」という表現は、状況の進行や方向性に興味があり、

その過程にも注目しているときに使用されます。

(4)Let’s see what comes of it

このフレーズには、「全体的な影響」のニュアンスが含まれます

「それがどうなるのか見てみよう」という表現には、状況の全体的な結果や影響に焦点を当てた、広い意味合いがあります。

(5)Let’s see what happens next

このフレーズには、「次のステップ」のニュアンスが含まれます。

「次に何が起こるか見てみよう」という表現は、
即時の発展に注目していて、全体の結果や長期的な影響について深く考慮していない、
という意味合いがあります。
もっとも具体性が少ない表現といえます。

このように、「見てみよう」を伝えるだけでも、
言う人の立場や思いによって、微妙に伝え方が変わってきます。
あなたなら、どんな「様子を見てみよう」を使うのか、
ぜひ一度、考えてみてください。

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