やることばかりで忙しく、多くの仕事が同時進行……
こんな様子を日本語で「皿回し状態」と呼んだりします。
以前、仕事をしていて、
本当に皿回し状態に陥っていたのですが、周りから、
- 「どうしたの?」
と聞かれ、この状況をどう表すべきか、
戸惑ってしまいました。
皿回しを直訳したところで、外国人には通じません。
回転する皿が想像されるだけになってしまいます。
このように、先に絵が浮かぶような具体的表現は、
適切な英単語が浮かびにくくなります。
後から冷静に考えてみて、
この場合は、「Jaggling(ジャグリング)」を使えば良かったのだと気付きました。
- 「I was juggling too many things.」
これなら、たくさんの仕事をジャグリングのように回している様子が伝わります。
もしくは、このような言葉を使っている映画もありました。
ご存知の方も多いですよね。
- It was “everything everywhere all at once”.
表現の方法はいろいろありますが、
実際のところ、皿回し状態の言い換えで悩むのではなく、慌てず、普通に、
- 「There were too many thing I was doing at the same time.」
こう言えば良かった話でもあります。
急いでいると、普通に出るはずの表現が、頭に浮かばなくなります。
今後、皿回し状態になっている時に話しかけられることがあれば、
皿回し=jugglingだったと思い出して、使ってみてください。