海外相手に仕事をしていると、何のことだか分からない言葉がたくさん出てきます。
- 「They are just throwing spaghetti at the wall」
この表現も、訳が分からない例の一つです。
- 「スパゲッティを壁に投げる」
何もかも嫌になって投げやりになった人が浮かびますが、意味はそうではありません。
- 「適当に色々やって、何が上手くいくのか試す」
というニュアンスで使われます。
それにしても、
どうしてスパゲッティを壁に投げつけることになったのか、
意味の根拠すら想像できないフレーズです。
海外には、この言葉の語源について、
こんな都市伝説があります。
- 「スパゲッティの茹で具合をチェックするために、麺を壁に投げつけて、壁にくっ付いたら茹で上がり、くっつかなかったら生煮え、と判断した」
この噂を解明するために、
さまざまなゆで具合でスパゲッティを壁に投げつけてみる実証動画や
Webサイトでの検証があるほど、有名な説です。
検証した結果は、
生煮えでも茹ですぎでも完璧なアルデンテでも、
壁にくっついたりくっつかなかったりするため、
まったく目安にはならないそうですが。
というわけで、事実は違うものの、
あれもこれも試してみて、
当てずっぽうに試作をうつ滑稽さを言い表している言葉といえます。
英語でもたくさんあることわざのような面白い表現、
また見つけたら紹介します。