日々目まぐるしい変化が訪れるビジネスシーン。
打ち合わせや各所への連絡など、たくさんの情報をスピーディに片付けなければいけません、
中には、途中から仕事を引き継ぐケースもあり、
これまでの経緯が分からない場合もあります。
このような場合、日本では、
- 大変申し訳ないのですが、本件途中からの引き継ぎとなり、
理解が至らない点があるかと思います。
間違っている部分がありましたら、都度ご指摘ください。
引き続き真摯に対応して参ります。
といった言葉で事前に「お詫び」「お断り」をした上で
「考え・対処法」を伝えるのが一般的です。
とはいえ、日本語で三行かかる長文。
英語に直訳すると長くなってしまい、簡潔を良しとするビジネスメールのシーンには適しません。
どのような言葉を選べばよいのか、
なかなか正解を見つけられなかったのですが
先日、ある一文だけで軽々と流れに乗ってきたネイティブの方に出会いました。
使えるシーンが多くあると思いますので、参考例文としてシェアします。
- I am joining the ticket late in the process. That is possible.
「このプロセスに遅れて入っている」という事実を、淡々と述べるだけの一文。
この中には当然
「間違っていたら指摘してほしい」「認識が違っていても容赦してほしい」
という思いが含まれています。
日本語を英語に訳す場合、
- 直訳しない
- 自分=Iまたは私たち=Weを主語にしない
- 無生物を主語にする
この3点に気をつけるとシンプルな文章になりますが、
今回の例文はさらに発展系といえるでしょう。
事実をシンプルに述べれば、「お詫び」や「お断り」の言葉をくどくど述べなくてすみます。
このような良いアプローチは、どんどん学ぶべき部分。皆さまもぜひ、取り入れてみてください。