身近なことから世界情勢や常識を考える

考察

アメリカ企業に勤めていると、
中国経済や共産主義について考える機会が増えます。

中国市場に向けて、商品やサービス販売するアメリカ企業。
アメリカ企業から、商品やサービスを購入する中国企業。

対等なように感じますが、
アメリカ企業と中国企業では、見ている世界が大きく異なっています。

中国企業はアフリカや共産圏、北朝鮮も含めた
アメリカが進出できていない経済圏も含めた景色と向き合っています。

中国企業とアメリカ企業の橋渡しをする中で、
日本で見える経済圏は世界経済のほんの一部であることも知りました。

国によって経済への向き合い方、考え方が違う中、
不謹慎ではありますがこのコロナを経て、
はじめて世界共通の話題ができ、全世界的で共有できたなあと感じます。

マスク不足を経験し、
ワクチン接種で悩み、
親戚や知り合いがコロナにかかったり、
亡くなったりして不安になる、そんな気持ち面。

会社や学校に行けずオンライン授業がはじまったり、
自宅で子どもが走り回る中でリモート会議をしたり、
といった生活面。

世界中の人が同じ時期に、同じような経験をしました。

マスクをつける、つけない。

ワクチンを打つ、打たない。

コロナにかかった、かからなかった。

仕事がリモート化した、エッセンシャルワーカーだから休めなかった。

など、取る行動や結果はそれぞれ違いますが、
各国で同じような気持ちを共有したのです。

世界中が同じ問題に、同じように直面するという事態はこれまでありませんでした。

この経験をきっかけに、
自分達や次の世代が世界共通の価値観を持てれば……と強く感じました。

またコロナのような、世界共通の問題が起きるかもしれません。
その時に足並みがそろっていれば、より良い未来を目指せます。
日本ではまだまだ終息がみえないコロナ問題。

世界と手を取り合いながら、良い方向に向かってほしいと切に願います。

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