良い仕事をするためには、
アウトプットする成果の質が、高くなければいけません。
労働力の対価としてお金を得ているのはもちろん、
「プロフェショナル」「その道の専門家」として従事し、
高い報酬を得ている場合はなおさらです。
高品質な仕事には、成功率が高い、失敗がない、正確無比といった点が求められます。
品質に加え、よりライバルに差をつけるなら、
高品質×差別化ポイントの考えが大切です。
具体的には、「スピード」「馬力」「応用力」の3つで差別化するのがおすすめです。
それぞれ、どのように取り入れるべきか、くわしくみてみましょう
「スピード」
課題にたいして、他者よりも優れたスピードで対応する。
アウトプットの内容・品質を、的確に処理できるなど、
スピーディな仕事がビジネスには欠かせません。
高品質なアウトプットを維持したまま、
スピード対応できると大きな価値が生まれます。
予定よりも早く、正確にできる人を目指しましょう。
「馬力」
馬力は、多大な作業をこなせる能力を指します。
普段とは桁が異なる作業量であっても、
対応できる体力や工夫、集中力が求められます。
作業量には、処理件数が多くなる、対応人数が増す、作る資料が増えるなど、
さまざまな観点があります。
状況に応じて才能を活かしたり、普段以上の力を発揮したりして、
差別化を図りましょう。
「応用力」
ビジネスシーンでは、
未体験・未経験の場面。想定外のトラブル、不利な状況といった不測の事態や、
マイナス環境に置かれるケースが少なくありません。
この時“外因に負けず乗り切れる力”が応用力です。
想像力や創意工夫、人脈、戦略性など、
持てる力や資質、つながりを駆使して、
困難を乗り越えられれば、周囲から一目置かれます。
応用力は自分次第で高められます。
経験を積みながら、いざという時に周囲を助けられるように、
知識やつながりを深めておきましょう。
この方程式のポイントは、すべてが足し算ではなく掛け算である点です。
高品質 × 差別化ポイント(スピード×馬力×応用力)
小学生でも知っている通り、掛け算にゼロが入ると、答えがゼロになってしまいます。
すべてにおいて1以上の成果を、
そしてできるだけ多くの成果を目指すと、他と差がつく大きな結果につながるでしょう。
そのためにも、現在アウトプットできている成果の品質。
差別化できるポイントをつねに観察し、
できることがあれば積極的に取り入れましょう。
アウトプットの期待値を超えられるようになれば、評価がどんどん上がっていくはずです。