英語でビジネスをしていると、
「Good selling!」
という表現を使うことがあります。
sell(売る、販売する)という意味から分かるとおり、
「良い営業成果を!」
「良い売り上げを!」
など、相手のビジネスが上手くいくように声をかけたり、頑張ってね、
という気持ちを伝えたりしたいときに使います。
英語圏では他にも、外出や休日の予定がある仲間へかける言葉の例として、
このようなフレーズがあります。
- Have a good day!
- Have a good weekend!
- Enjoy your holiday!
Enjoy your lunch!
どれも相手が良い時間を過ごせるように、祈る言葉です。
仕事の仲間が営業やイベントへ出かけるときに、
相手への配慮を伝えるなら、「Good selling!」と声をかけてみましょう。
このフレーズは、日本語で言うなら
- 「気をつけてください」
- 「無理しないでください」
- 「お身体をご自愛ください」
のようなイメージで、普段から何気なく使う言葉です。
意識せずとも口から出る言葉ですが、
これが言える人、言えない人では、相手からの印象が大きく変わります。
日本人の場合は、「ビジネスの成功を祈っています」といった
「祈る」習慣がそもそも少ないため、
意識していないとつい忘れがちです。
「Good selling!」以外にも、積極的に相手へかけたいフレーズがあります。
ぜひ英語の語彙の一つとして、取り入れてみてください。
- Good luck! =頑張ってね!をという気持ちを表すフレーズです。場面を選ばず、思いやりの気持ちを表せるため便利です。
- Happy Monday! =Mondayだけでなく、好きな曜日に変えて使えるフレーズです。意味を知らないと、月曜日の何が嬉しいのか、戸惑ってしまうかもしれませんが、良い一日を!良い日を!といったイメージで使われます。もともとは花金= Happy Friday!または TGIF!(Thank god it’s Friday!)が語源です。使うタイミングによって、 Happy Thursday (あとちょっと!)、Happy Wednesday!(週の真ん中だね!)、といった曜日ごとの思いも含まれます。文章の出だしに使うと、相手が良い日を過ごせるように祈っている姿勢を示せますので、ぜひ使ってみてください。
- “May the Force be with you!” =これは、有名なスターウォーズの言葉です。映画の中で、仲間同士、幸運を祈り合うときに使われていました。相手の成功を願ったり、頑張ってねという気持ちを伝えたりする時に、このフレーズを選ぶ人もいます。
「Good selling!」をはじめとする、相手の幸せを願う言葉。
このフレーズを使うと、二人の間の「心理的な近さ」を感じられます。
たしかに、初対面の相手との面接するような時、「Happy Friday」という言葉は使わず、「Good morning!」を使用しますよね。
相手のことを願える間柄=二人の親しさを表わしているのかもしれません。
会社の仲間や仲良くなりたい相手、距離を縮めたい相手へ、積極的に使ってみてください。