思い通りにならない相手をコントロールする方法

考察

仕事をしていると、

・細かいことを何度も聞いてくる上司
・指示を出しても、まったく従わない部下

そんな相手によく出会います。

世の中、困った人はたくさんいて、
思い通りにならないのが世の常です。
ですが、
そういう相手を上手にコントロールできると、ビジネスの幅が広がります。

仕事をうまくこなすために、上司や部下のコントロール法を覚えておきましょう。

・細かいことを聞く上司の場合

細かいことを聞く上司に悩まされている場合、
一番よく効くのが、相手の先手を取る方法です。

今日からは、上司から聞かれる前に、定期的な報告を心がけましょう。

定期的な報告やレポート提出によって、
さらに細かいことを聞かれてしまう、という場合は、
事前に上司の意向をたしかめておくと、要望に沿った返事ができます。

・指示を出しても従わない部下の場合

指示を出しても従わない部下がいる場合は、

  • 反抗的
  • 注意が散漫としている、
  • 理解が至らない

この3つのうちのどれかに該当します。

一つ一つ、対処法を見てみましょう。

「反抗的な部下」

上司に従えない部下は、会社にいても無益です。

・こちらと一緒に働いてもらう
・一緒に楽しく働ける他の上司のところへ行ってもらう

この二択しか、方法はありません。

反抗し続ける期間が長くなればなるほど、
時間と労力の無駄になります。
お互いのためにも、一歩踏み込んだ対応を求めましょう。

具体的には、紙に書いて指示ややりとりを進めてください。
進捗状況も日時を記して共有します。

この時、指示に従わない場合は然るべき対応をせざるを得ない、
という旨を伝えておきます。
その上で、態度が改善されない場合は、異動や解雇を検討しましょう。

「注意力散漫な部下」

注意力散漫な部下は、本人の努力では改善できません。
どうして注意できないのか、という部分はいったん諦めましょう。

やる気と努力で注意力がつくのならば、とっくに直っていますし、
人格形成にまで付き合っている暇はありません。

注力散漫なのは仕方がないと認め、
相手が注意できない人である、という前提で、

・こちらから適示チェックを入れる
・相手にチェック方法を考えさせる

といった方法でプロセス化しましょう。

「解が至らない部下」

部下の中でも、理解がいたらないケースが一番難しいと思っています。
何について理解が至っていないのか、
問題を突き止める必要があるからです。
問題を突き止めるなら、わざと失敗させましょう。

失敗する箇所がどこなのか、はっきりしていないと指導できないからです。
失敗したらそのタイミングで、こちらから手を差し伸べ、その場で指導する。
これがもっとも効率の良い方法です。

相手は聞く耳を持ちやすい失敗後を狙って、
一緒に問題解決してください。

すべてのケースに共通しているのは、
相手を変えようと頑張るよりも、相手が変われるようにこちらが働きかける、という点です。

問題に合わせた対処法で、上手に相手をコントロールしましょう。