感情を表す表現は、いつも難しいものです。
ぴったり合った言葉を使わないと、相手へまちがった印象を与えることもあり、
悩みどころですよね。
私も、
- 「心配でしょうがない。ハラハラする」
この心境を伝える時、さまざまな表現から、どれを選んだら良いのか迷いました。
「This is stressful. (ストレスフルだゎ)」
この表現は、自分が心を痛めている、心配している、という時は当てはまります。
一方で、ただハラハラするねぇ、程度の場合は、大袈裟過ぎて使えません。
「This is nerve racking (イライラする))
これは、自分は何もできないけれど、ハラハラ・イライラする時に最適です。
相当のプレッシャーを感じていることを、伝えられます。
「I am nervous. (心配だわぁ))
このフレーズは、心が痛む、心配で仕方ない。
という時に使っていたのですが、この言葉を口にすると周りの人が、
- 「大丈夫よ」
- 「心配ないよ」
とかならず慰めてくれます。
個人的な不安を表したいだけなのに、周囲へ心配をかけてしまうことを知り、
あまり使わなくなりました。
このように、微妙な気持ちをどう表現したら良いのか。
迷っていた私ですが、いろいろ試していたある日。
とあるリーダーさんの言葉に、学ぶべきことがありました。
それが、このフレーズです。
「Ok. Would like to see something better, but looking at it does not change or help. Let’s move on and see what we can do.」
(眺めていても良くはならないからね。何ができるか動いてみますかねぇ)
こう言われて、なるほど!と思いました。
私たちは、自分の心境を表す言葉がない。
という部分に、つい気を取られてしまいがちですが、言葉選びの前に、
「前向きに行きましょう!」
といった発言をしてしまえば、面倒な感情の説明は不要。
さらに、リーダーシップを発揮して、場を盛り上げることもできます。
モヤモヤした気持ちの表現方法に捉われるのではなく、ポジティブな発言で場の雰囲気を変える。
ここに専念した方が、効率的だと知ったできごとです。
ネガティブな気持ち全般に応用できるフレーズですので、
気持ちの表し方で迷っている方は、
気持ちを表すことだけに固執せず、思い切ってポジティブに言い換えてみましょう。
ぜひ活用してみてください。