困りましたねぇ

例文・トピックス

自分のせいではない。
でも、
「そんなこと私のせいではない」
とも言える立場でもない。そんな時ありますよね。

日本であれば、波風が立たないように
「申し訳ありません」
という言葉を使いますが、海外を相手にしている場合、
謝るだけでは逆効果になるケースもあります。

たとえば、あなたの上司とあなたの話が食い違っていたとします。
他部署の同僚が、
「あなたの上司の回答と、前回あなたが教えてくれた内容が違っている」
とクレームを持ってきたとしたら、どうでしょうか?

ここで
「I am sorry that my guidance and his guidance are not in sync.」
こうやってしまうと、
深い背景があって上司は違う指導をしたのか。
もしくは同僚の方が勘違いをしていたのか、
いずれにしても、一切無視する形で謝罪モードに入ってしまいます。

さらに、上司が間違っている可能性が高い場合。
ここで非を認めてしまうと、上司の立場まで悪くなってしまいます。

こんな時の第一声は

「I don’t really know what to say.」

を選びましょう。

この一言だけで、「申し訳なさ」と「困惑」の二つを、同時に表せます。


その後で、
「But he may have had something in his mind. May I check what happened in the back?」
(彼には彼の何考えがあったかもしれません。よかったら後ろで何があったのか確認しても良いですか?)

このような言葉を添えれば、お互い角が立ちません。
ちょっとしたすれ違いや、思わぬ状況で困ったら、まずは、

「困っちゃったわ」

と一旦受け止める、そんな表現を使ってみてください。