食事やコーヒーの誘いは上手に断れる、という人も、仕事の依頼となると気を揉みます。
でも、
だからと言って気軽に引き受けてしまっては、こちらへ責任が問われるため、慎重な対処が必要です。
仕事の依頼や相談を断りたい場合、どう対応するべきか。
2つの対処法をみてみましょう。
- 感謝の言葉を添えて断る
依頼を断る場合は、感謝の言葉を添えましょう。
相談してくれてありがとう、という気持ちを込めることで、相手からの印象が悪くなりません。
具体的には、このような言葉を選んでみましょう。
- Thanks for the offer, but I can’t
- ご依頼・お誘いありがとうございます。でもダメなんです。
- I am honored by the offer, but I can’t make it.
- お誘いありがたいのですが、都合がつきません。
- I would have loved to, but I cannot make it this time.
- 素敵なお誘いですが今回はできません
感謝の気持ちは伝えますが、できない部分はあいまいにしないようにして、無理だという事実をはっきり伝えましょう。
- どこまでできるかを明確にして部分的に受ける
依頼された仕事を部分的であれば、引き受けられるケースがあると思います。
この場合は、自分にできる範囲で対応の可否を伝えましょう。
具体的な例文はこちらです。
- If my prior meeting ends earlier, I can try but I can’t commit to it/but very unlikely
その前の会議が早く終われば参加できますが、お約束はできません/可能性はあまりありません。
- Unfortunately, there is an urgent matter on my plate. I can’t be much help, but maybe I can give you the information if that helps?
- 急ぎの用事があるので無理です。お役に立つかわかりませんが、情報提供なら可能ですが、役に立ちそうですか?
どのような形なら引き受けられるのか。
場合によっては無理なケースもあることなど、こちらの事情を先に伝えておきましょう。
その上で協力を求められた場合は、事前に伝えた範囲でサポートしてください。
・無理な場合きちんと断るのが重要
断る場合、できる範囲で引き受ける場合、相手に申し訳ない気持ちが芽生えると思います。人として当然の感情ですが、申し訳ないからと受けてしまうのは避けましょう。
引き受けてしまうと、自分への負担や責任が増え、日々の業務に支障が出てしまう場合もあります。
頼ってくれたことに感謝の気持ちを伝えながら、ていねいかつ丁重にお断りしてください。