メール案件終了後のお礼はする?しない?

ちょっとしたコツ

ビジネスの場面では、直接会わず、
メールだけでやりとりが終わるケースが少なくありません。

この時、相談や依頼が完了して、
相手へお礼の言葉を送るべきか、
送らなくてもよいのか、
迷った経験を持つ方も多いと思います。

相手が忙しい上司だったり、役職の高い相手だったり、他部署だったり、多忙だったり……
さまざまな理由で遠慮しがちですが、
私が考える現在の正解は「お礼をする」の一択です。

送ろうかどうか悩んでいるメッセージが、
感謝を伝える内容であったり、相手を気遣う心のこもった内容だったり、という場合は、
なおのこと返信すべきです。

特に思い入れがない、という場合も、
「Thank you!」の一言だけは送っておきましょう。

相手が忙しいのは? と気を遣うのは日本人の良い部分ですが、
相手が忙しければ忙しいほど、
役職が高ければ高いほど、

お礼は出すべきです。

なぜなら、優秀な人材、多忙な人材ほど、
関与した案件がどうなっているのか、
結果を気にしているからです。
また上に立つような人間は、
誰に何を頼んだのか、きちんと覚えています。

たくさんの案件を同時進行する中から、
たった一言でもお礼の言葉が届けば、
自分のメッセージが届いていると伝わり、安心につながります。

  • Thank you! ありがとうございます
  • Got it! 了解です。
  • Roger that! ラジャ!
  • Will take action and come back tomorrow! 対応し明日ご連絡いたします。

このくらいの短い返事で問題ありません。

相手からのメッセージをちゃんと読んでいること、
感謝していることを、
メッセージで伝えてください。

短いお礼のメッセージで、相手からの評判を下げることはありません。

密な報告・連絡・コミュニケーションは
無駄にならないと心得て、
一言お礼を送る習慣をつけていきましょう。

迷ったら送る、それが正解です。

とはいえ、意味がないのに報告のための報告をするようなメールは、
相手の心象を悪くします。
事後連絡はお礼や感謝の気持ちのみ、
回りくどくならないように注意してください。

お礼のメールが煩わしい、と感じる人は、
ちゃんとやり過ごす方法を持っています。

どうしても嫌な場合は「以後は返信不要」とメッセージを送るはずです。
相手から指摘されない限りは、短いお礼の言葉を送るようにしましょう。