お箸に慣れている私たち日本人。
ナイフとフォークを使って食事を食べるのは、緊張しますよね。
でも、安心してください。
外国人も同じで、テーブルマナーは悩みながら、覚えるものです。
今回は、知っておきたい海外マナーの、わかりやすい覚え方を紹介いたします、
・海外のテーブルマナー
「自宅の場合」
海外の自宅で食事をする場合、小鉢などではなく、大皿をシェアします。
お皿を回して、自分のお皿に必要な量を取り分けましょう。
レストランと違い、ナイフとフォークは一本ずつ、複雑な飲み物のルールもありません。
ぜひ気楽に食事を楽しんでみてください。
「レストランの場合」
レストランでは複数のナイフとフォークが複数のお皿に乗せて運ばれてきます。
そのため、どのお皿をどう使うべきか、迷ってしまいがちです。
この問題を克服するなら、海外の子どもがマナーを教わる際の、覚え方が便利です。
たとえば「”b” and “d”」
これは、右手左手の人差し指、親指でOKサインの様に輪を作ると、
左手側が “b”、右手側が”d”に見えると思います。
”b”がBread=パン、“d”がDrink=飲み物を表し、
小さなパン皿は左側に、飲み物のグラスは右側に置きましょう、という意味になります。
または「BMW」と言って、
左側の小皿がパン(Bread)、真ん中がメインディッシュ(Main-dish)、 右側のグラスが水(Water)
と覚える方法もあるそうです。
ナイフの使い方は、Stab, Slide, Sawと教えられます。
フォークを「垂直に刺す(Stab)」
フォークの背にそって「滑らせて(Slide)」
ナイフを食べ物に着地させたら位置を決めて、押すのではなくて「 ノコギリのように引く(Saw)」という作法を解説しています。
これらは、ディナーを楽しんでいる際に、話題に上りました。
誰もが昔は子どもで、国を問わずマナーを教わったのだなあ、と面白く耳にした次第です。
海外でのマナーに悩んでいる方は、「b and d」や「BMW」から覚えてみてください。