私は普段から、ビジネスでさまざまな英語を使っています。
中でも、日本語から英語にしたいとき、
咄嗟に出てこないフレーズの一つが、
「見返りを求められる」「貸しを作る」といった表現です。
悩んだ結果、普段は、
・貸しを作る=Owe somebody
・見返りを求める=Ask for return
こんな風に訳していたのですが、腑には落ちていませんでした。
実際にビジネスでこの表現を使うと、
どうしても「きな臭い」感じが出てしまうのです。
特に本社相手の場合、変な贈賄臭や不要なウェット感を持つ表現は避けたい、
という思いがあり、困っていました。
なかなか解決法がみつからなかったのですが、
最近耳にした表現が秀逸でしたので、ここにシェアしておきます。
彼は(自分が被った)迷惑に、配慮を求めてくるのがわかりきっている
- We know he will ask for his inconvenience to be recognised.
手続きなどでご迷惑をおかけした相手から、一言二言言われるだろうなぁ……程度のニュアンス。
ですが無視できない感情がしっかり入っています。
それでありながら、いわゆる金銭・物理的な融通を要求されているような、
配慮のない表現にはなっていません。
このような、ネイティブしか使わない表現は、
思い切って拝借するのがおすすめです。
自分でいろいろ考えてみたけれど、上手い言葉がみつからない、という場合は、
ネイティブがどのように表現しているのか、耳を傾けてみてください。