日本語で言う「善処します」
海外だと、どのように表すのが良いのでしょうか?
単純に考えると、
- 「I will try my best」
という言葉が浮かぶと思います。
ですが、
海外相手にはちょっと待って。
「I will try my best」と言ってしまうと、
「TRY-やってみるだけ」という部分が強調されてしまうんです。
英語圏は、積極性がものをいう社会。
TRYが強調されてしまうと、
ビジネス的な観点から、非常に“もったいない”表現になってしまいます。
とはいえ、
不安があるのに安請け合いするのは、避けたいですよね。
このような場合は、
次の4つの言い回しを試してみてください。
- 「I have not done this before, but I think I can.」
こちらは、やったことがない、という担保をつけた上で引き受ける、という意味合いになります。
- 「Thank you for selecting me for this. If that is the case, I must be perfect for this one.」
この表現は、自分の自信は横に置いておいて、
相手の信頼を買いながら好感度を上げつつ、未知の挑戦であると伝えられます。
- 「Will do. But before we start, may I discuss some plans and concerns?」
任された仕事を引き受けつつ、事前に問題や不安に思っている点を共有する方法です。相手に対処の難易度を理解してもらえます。
- 「 I will give my best to get it completed.」
「I will try my best」に似ていますが、
give my bestと表すことで「善処」の意が伝わります。
日本人は、自信が無いのに仕事を引き受けるのは……と、戸惑いがちです。
ですが、海外の「やってみます」と日本語の「やってみます」では、ニュアンスが違います。
多くの場合、日本人レベルの完璧さは、求められていません。
まずは前向きに、
適切な言葉を添えながら引き受けると、
相手から喜ばれたり、信頼を得られたり、そんな未来につながります。